サッカー2020(1)
すでに始まってしまったが、2020年シーズンJ1展望を書こうと思う。
正直追えていないチームも多々あるので、見当違いなことを言ってる可能性もあるが、そこはご愛敬で・・・。
順位予想はどう考えても外れる未来しかない（というか細かく順位つけられるほどチーム状態を追えてない）ので、「優勝争いグループ」「上位（トップハーフ）争いグループ」「残留争いグループ」の3グループに分類した。
これならまあ外すことはないだろう・・・という。
今回は、「優勝争いグループ」のチーム及びその説明をする。
※順番は個人的にかたいだろうと思った順です。
・優勝争いグループ（6チーム）
昨シーズンの上位6チームから鹿島を除いて柏を入れてみた。
しがちだった攻撃陣は、J1実績十分なブラジルコンビを獲得し補強に成功。
守備陣もバックアッパーの岡崎選手が期限付き移籍してしまったが、
こちらもJ1実績十分のオマリ選手を補強。
永井選手が昨シーズン終盤のケガから復帰すれば、かなり厚い陣容に
なっている。
昨シーズン王者の横浜FMも、水沼選手の”帰還”や阿道選手の獲得など
攻撃陣の陣容を充実させた。
ただ少し気になるのが最終ライン。
独自のスタイルを支えるCB2人のバックアッパーが少し心もとない。
金沢から山本選手を獲得しており、彼がどこまでチームにフィットするかが
今シーズンのカギとなるかもしれない。
おそらく上記2チームが、J1のトップ2にあたるチームだと思うが、
両チームともACLとの二足の草鞋が待っている。
昨シーズン出場の4チームがいずれもリーグ戦では苦戦したように、
長距離の移動による疲労などで調子を落とす可能性もある。
仮に2チームとも調子を落としたときの対抗馬は、川崎になるだろう。
3年続いたACL出場は途絶えたが、リーグ戦だけを観れば好材料。
奈良選手・阿部選手といったチームを支えていた中堅選手が抜けたのは
痛手だが、大卒即戦力を複数名確保できた。
大卒選手が早い段階でチームにフィットし、そこにバンディエラ中村選手が
復帰してこれば、王者奪還も見えてくる。
上記3チームが本命・対抗馬とし、C大阪・広島・柏がダークホース的
存在になると予想した。
ロティーナ監督率いるC大阪は、ヨニッチ選手・キムジンヒョン選手を
軸とした鉄壁の守りが今年も発揮されると思われる。
攻撃陣は、水沼選手が移籍してしまったが、山形から坂元選手、
オイペンから豊川選手を獲得。
また昨シーズン負傷離脱していた都倉選手も復帰したこともあり、
攻撃の選択肢は増えた。
昨シーズンは、戦術の浸透に時間がかかり、序盤に勝ち点を落として
しまったが、戦術が浸透してきた2年目、昨シーズンの横浜FMのような
快進撃を見せても、不思議ではない。
広島は、前線で個の力を見せられる、ヴィエイラ選手・ペレイラ選手の
両選手がチームに残留したことが好材料。
昨シーズンは、城福サッカーが浸透しつつも、引かれた相手への
対応が課題となり、勝ち点を落としていた印象があったので、
昨シーズンのように両選手がケガで不在になるような事態がなければ、
チームの完成度からも十分優勝争いに絡めるだろう。
また、大迫選手など若い選手の台頭も見られるので、再び広島の黄金時代が
到来する可能性も十分にある。
J2から1年で復帰してきた柏。
そもそも2018年にJ2降格したのが何かの間違いのような陣容で、
そこから主力がそれほど抜けずにJ2に挑み、そして復帰してきたわけで、
強くない訳がない。
（2018年はACLの二束の草鞋に苦しみ、前半戦で中位に沈んだため、
監督交代を断行し、それが裏目に出て、チームが分解した印象）
また、各ポジション補強に成功し、選手層は厚い。
特筆すべきはGK。
夏に海外挑戦の可能性もある中村選手と同格、あるいはそれ以上の
キムスンギュ選手を獲得。
神戸時代は間違いなくリーグNo.1GKであったことから、守備力は
一段と上がったといっていいだろう。
Jリーグの1試合最多得点を記録したオルンガ選手が
J1でどれだけ得点を取れるかが一つのカギになると思われる。
（1節で早速複数得点を記録しており、期待は高まる）
補強選手がフィットし、オルンガ選手を軸にした攻撃がJ1でも
旋風を巻き起こせば、2011年の再来も夢ではない。
