タイトル思いつかない

なんか書いたのを公開するやつ

LoL(3)

LJLの一巡終えての感想をば。

 

 

 

DFM

おそらくDFMが望んでいたTOP選手を確保できたことが大きかったのだろう。
初戦のSHG戦では後出しできたのもあるが、Evi選手に互角以上の戦いができ、
BCT戦の2戦目では代名詞であるダリウスで圧倒的な強さを見せつけたように、
DFMに新しいキャリーラインを構築できたように思われる。
また、Weakレーンを担うことができる。
Day5のSG戦のように複数人ダイブで粘るプレーや、Day1のSHG戦のように
レーン戦は耐えて、集団戦で貢献するというプレーができる点も大きい。
LJL内では一つ頭を抜けているのは間違いないが、PCSプレイオフ、そして
その先の国際大会に向けて、更なる上澄みが欲しいところ。

 

SHG

初戦のDFM戦では敗北を喫したものの、以降の試合は調子を上げていき、2位キープ。
新加入のForest選手はプレースキルの高さは随所に発揮されているも、
やはり前任のBlank選手のような試合全体に影響力を及ぼすほどではないのが少々難点か。
LECから帰還したEvi選手は変わらず勢いのある選手であり、昨シーズン猛威を振るった
V3のTaNa選手に対しても十二分に渡り合えていた点も大きい。
ただ、かつてからの課題であるTPのタイミングとWeakレーンを任されたときの
パフォーマンスに不安がある点をチームとしてどうカバーするが、DFMとの差を埋める鍵となるか。
また気になる点としては、集団戦の連携がずれる場面が散見される点だ。
コールできる選手が多くいるイメージがあるので、誰のコールを優先するのかを
チームとして明確にしていく必要があると思う。


SG

兵役から復帰のGaeng選手が従来と変わらないパフォーマンスを見せており、
チームの中心人物となっている。
Gaeng選手からの仕掛けで集団戦を優位に運んでいっている。
また、Gaeng選手以外の仕掛けが少ないように感じたシーズン序盤から、
Day4のSHG戦のようにEllim選手からの仕掛けのパターンも作ってきており、
チームとしての成熟を感じる。
midのkakkun選手が非常に良いパフォーマンスを見せているのも好材料
アカデミーでは頭一つ抜けたプレイヤーではあったものの、トップリーグでも、
強力な対面に対しても渡り合えており、今後が楽しみ。


V3

新たに加入した2KRの選手たちがチームを牽引している印象。
軸となれる選手が増えたことで、Acee選手も自分のプレーに集中できるようになり、
パフォーマンスが安定している。
HRK選手についても、全レーンが常に不利な状況であった昨シーズンと比べて、
TOP、MIDが安定したことで自身の良さを出せるようになってきている。
自身の成長もあるが、hachamecha選手が引退した今、日本人JGのラストホープとなってほしい。
気になるのはHetel選手。毎カード1試合目でのミスが多く、それで試合を決定づけてしまう
ことが多い。
ただ、2試合目では良いプレーも見せており、緊張する性質なのか、そこを改善していければ
Botレーンからも試合を作っていけるようになりそう。


AXC

事前予想のとおり、かなり苦戦を強いられていたが、徐々に調子を上げてきた。
BOTコンビは高いパフォーマンスを発揮しており、Ssol選手に託すような展開が多い。
TOPのWashidai選手は、良いパフォーマンスを見せてきているので、今後に期待。
MIDのEugeo選手についても、得意なピックを出せれば、影響力を発揮できるので、
戦略に組み込んでいける状態だ。
JGのCassin選手はここ数年で一番調子がいいのではないか、というレベル。
時折突っ込みすぎて咎められることはあるも、序盤からカウンタージャングルに
ガンクと試合を動かす力は相変わらず素晴らしい。
Ssol選手がゲーミングハウスに合流してからBCTに2-0、そしてSHGに1-1と
一気に調子を上げてきており、後半戦楽しみなチームの一つになるだろう。


BCT

想像以上の苦戦。
元々新人BOTコンビということで厳しい予想もあったが、
そのBOTコンビは想像以上に戦えている。
このチームの課題は、集団戦の連携不足・チーム構成の構築にあると思われる。
集団戦のフォーカスもずれることが多く、誰かが飛び込んだと思ったら、
後続が続いておらずそのままやられてしまい、戦線が崩壊していく場面が散見された。
個々の選手のレベルは高いこともあり、序盤は有利を築けるが、中盤以降の集団戦で
コケる傾向が強い。
この点の改善を図るにしても、コーチが新人コーチであるRaina氏ということもあるので、
かなり厳しいことが予想される。
もう一方のチーム構成については、

 

LJL

試合運営がLJL単独ではなくPCS傘下となったことで、ベテランスタッフがいなくなり、
あらゆる面でレベルが下がってしまった印象。
カメラは散々言われているとおりだが、その他もなかなか厳しい。
リプレイシーンもリプレイ中に事が起きても、そのまま流してしまっていて、
リプレイ明けにバトルが終わってるシーンがあった。
(こちらはDay5からワイプをつけて改善)
音量は、Day1のRayFarky選手の“台風”を始め、バランスが悪い。
特に実況解説の音量差の調整がないのがつらい。
現行のスタッフも努力しているのは分かるが、昨シーズンからの落差が大きく、
不満点が多い。
一番ひどいのは配信環境。
マシンスペックなのかわからないが、映像が乱れたり、カクついたりする場面が
1日のうちに数回発生している。
初めのころはこちら側の回線や処理落ちかと思っていたが、同じ反応が見られたので、
配信側の要因だと考えている。
昨シーズンまではこの手のトラブルが発生した記憶がないので、そこは金かけてよ…という
気持ちになっている。

 

あと、1日全6試合を同じ実況解説にするのも変えてもらいたい。

Match3あたりは疲れによって、言い間違いや情報見落としが増えてしまっている。

これまでのようにMatchごとに変えるようにしてもらいたい。

せっかく多様な実況解説陣がそろっているので彼らの良い点を発揮しやすい環境を

作ってあげてほしい。

 

大会方式変更などで、ガラッと変わったものの、実際の試合自体は、

明らかな1弱チームがなくなったことによって、下位争いが激しくなり、

見なくてもいいや、といった試合は減ってきていると思う。

2巡目以降どんな展開になるか、はたまた試合運営レベルは向上するのか、

期待したい。